ヤンキーなんて好きじゃないから!
私がその場を離れようとすると私の腕を誰かが強く握った。


「待てよ」


低く不機嫌そうな声。


盛田だ。



どうしよう。怒られる。


殴られる。殺されるかもしれない!


私は逃げようと腕を掴まれたまま前に進むと更に力が強くなり動けない。


やばい。

手の力から怒りが現れている。
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