ヤンキーなんて好きじゃないから!
「鈴菜ー!」


嬉しそうに走ってくる梨華。



「梨華、このチケットいらない?」


そう言って梨華は私の前にチケットをだした。


「イルミネーション?」


「そう!」


「梨華がいったらいいじゃん!」


「それがね…………」


罰の悪そうに切り出す梨華。



「聖也、その日塾なんだって……」


「まぁ、聖也と私はいつでも会えるし?デートもできるし~」


あー。そうだったねー。


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