誰よりも優しい総長様
「きっと2ヶ月も眠った状態だったんで体が疲れたんでしょ。」
伊月くんは穏やかに柚那ちゃんに説明した。
「ゆっくり休んでろ。」
そして、慶くんがそう言うと柚那ちゃんは慶くんを見て驚いた。
「け…い…」
「こいつ馬鹿だぜ。柚那が寝てる間ろくに飯も食わずにここにいたんだからな。」
そう蓮くんが言うと柚那ちゃんは泣き出してしまった。
そして、そんな柚那ちゃんを愛おしく見つめ頭を撫でる慶くん。
「心配いらねーよ。俺はすぐに元に戻るから。」
そんな会話をしてるとふと扉が開いた。
ガラガラガラ
「あら、みんな。」
柚那ちゃんのママだ。
「おねぇーちゃーん。」
そして秀くん。
秀くんはすぐに柚那ちゃんの元へと走った。
「ママ!お姉ちゃん起きてるよ!」
「秀くん。」
すると柚那ちゃんのママもすぐに柚那ちゃんの元へ向かった。