誰よりも優しい総長様


「女は落ちた。すぐに戻れ。」


それだけを伝えると電話を切った。


そしてまたあたしの方へ歩み寄ってくる。


「やっぱり見た目だけは上玉だな。」


そう言うとそいつはあたしはベッドへと連れていかれた。


そして、そこで何が行われかなんてことは大体の予想がつくだろう。


そう、あたしはめちゃくちゃにされたんだ。


愛なんて存在することのない行為


単なる自己満足


あたしには気持ち悪くて仕方がなかった。


でも、みんなの為


そう思えば耐えられたんだ。


それからあたしは毎日のように暇さえあればあいつはあたしを犯していった。


あの頃のあたしはもう生きている意味なんて無かった。


むしろ心は死んでいたんだ。


感情もいつしか消えていきあたしはただ犯されるだけの人形となっていた。


慶がくれた姫になってくれ。って言葉はもう守れないよ…














ごめんね













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