暴力的★二重人格彼女!?
そしてオレは松原さんの運転する車に乗って、実里の家に向かった。
もうオレの心臓はバクバク。
『拓也くん? 大丈夫? 車酔いした?』
実里がオレの顔を除き込んでくる。
いいえ…
君に酔ってるんです…
『実里…オレ…ホントに行っていいのかな…』
『? どうして?』
だって車が進めば進むほど どんどん高級住宅地に入っていくんだもん…
オレの緊張MAX…
『実里さん、拓也さん、着きました。』
松原さんが言う。
オレと実里は車を降りる。
そして…
オレは実里の家のデカさに唖然とした…