暴力的★二重人格彼女!?
『あ! 実里♪』
居たいた♪
って ありゃ?
『実里…?』
実里はボーっと立ち尽くしていた。
『あっ…拓也くん…』
ようやく実里はハッとしたようだ。
『実里、相澤と話してたの? 李花ちゃんが実里は屋上に居るって言ってたからさ…』
『あ…別に…大丈夫だよ。少し話してただけ。さっ早く学校出ないと閉められちゃう!』
実里?
何かやけーに慌ててるけど…
やっぱり何か…
あったの?
『実里…相澤と何か…『大丈夫よ! ねっ?』
実里がオレを見上げて微笑む。
上目遣い…
きゅ~ん
って違う!!!
ホントに何もないのか?
心配だよ、オレ…