○○のいるまち
はじまり
突然、知らないまちに来た
これは決して僕の文章力だとか国語力だとかが無いのではない。
本当に突然、何の前触れもなく
知らないまちに来たのだ。
「なんだこれ?」
口からでたのはそんなありきたりな言葉。
頭が回らない。
今起きたことが、今見えているものが非現実的過ぎて思考が追い付かない。
高校の帰り道、DVDでも借りて帰ろうかな何て考えてたら知らないまちにいた。
ここまでで解ることは
どうやら、僕は語り部にむかないらしいということだけだった。