Dear 輝
初恋
「美咲?ちっちゃいなー!人に隠れて見えなかったんだけど」
「・・・やっぱり?」
「なんつって、俺もあんまり身長高くないんだけど」
「えー。私から見たら高いよ?」
「俺170ないし」
「170は高すぎ!」
2人で笑い合う時間。
ヒデは硬派だと思っていたから、こんなふうに打ち解けられるなんて意外だった。
「それにしても、他の2人遅いねえ?」
「マサシには遅刻は許さないって言っといたんだけどなあ」
マサシは、26歳で会社員をしているという。
なんでも、会計士を目指して勉強しているんだとか。
23歳のヒデより年上の男性だ。
もう1人、マミが参加予定だ。
マミは私と同じ女子高生。
入学したばかりの1年生だ。
「マミは千葉からくるって言ってたからなあ。電車が遅れてるかなあ?」
集合時間から10分が経過していた。
マミもマサシも連絡すらよこさない。
さすがの私も心配になって、マミとマサシにメールを送信。
to マミ、マサキ
マミもマサキもどうしたの?
連絡ないからヒデと2人で心配してるよー!
from 美咲
「・・・やっぱり?」
「なんつって、俺もあんまり身長高くないんだけど」
「えー。私から見たら高いよ?」
「俺170ないし」
「170は高すぎ!」
2人で笑い合う時間。
ヒデは硬派だと思っていたから、こんなふうに打ち解けられるなんて意外だった。
「それにしても、他の2人遅いねえ?」
「マサシには遅刻は許さないって言っといたんだけどなあ」
マサシは、26歳で会社員をしているという。
なんでも、会計士を目指して勉強しているんだとか。
23歳のヒデより年上の男性だ。
もう1人、マミが参加予定だ。
マミは私と同じ女子高生。
入学したばかりの1年生だ。
「マミは千葉からくるって言ってたからなあ。電車が遅れてるかなあ?」
集合時間から10分が経過していた。
マミもマサシも連絡すらよこさない。
さすがの私も心配になって、マミとマサシにメールを送信。
to マミ、マサキ
マミもマサキもどうしたの?
連絡ないからヒデと2人で心配してるよー!
from 美咲