後悔~あのとき好きって言えてたら~
「で、どこ行くわけ?」
「いいから、ついて来ればそのうちわかる」
も〜さっきから聞いてもそればっか…。
仕方ない…着けばわかるとか言ってるし…諦めよう。
「栞里」
不意に呼ばれる。
「え?なに?」
「今日はここに来たくて連れてきたんだ」
颯斗が指さす先を見てみるとそこにはりっぱなホテルがあった。
……ん?
ホテル?ええ?
「あの…一体なんの目的で…?」
「え!?いや、別にやらしいことしようとかそんなこと!!考えてないから!!…少ししか…」
「今、少ししかって…」
呆れた…。
「いや、でもその前に大事な話しあるから」
「話ー?一体なんの?」
「いいからまずは中に入って飯、食おうぜ」
「う、うん?」
そしてホテルの中へ。