my Story
"なあ‥"

『あ、はぃ?』

"はぃとかバカぢゃん(笑)"

『ごめん‥』

"も-すぐユナの誕生日だな"

『覚えてたんだ?』

"覚えるもなにもなぃよ
イヴだかんね(笑)"

『だょね-‥』

"誕生日わ仕事だろ?"

『ぅん。イベントだから
誕生日わ関係なぃよ
お店でお祝いわ
してくれるけどね‥』

"だから今日するんだょ"

『なにをょ?』

"ユナの誕生日‥"

『ぁたしの?!』

"イベントってさ
ユナわ仕事でもイベントが
重なって一緒に
いれなぃぢゃん
だからこれからわ
日にちズラして一緒に
過ごそうか‥"

『これからって‥』

"仕方なぃよな-
自分の女が水商売なら
日をズラさなぃと"

『話が読めないょ‥』

"俺さっきなんつった?"

『巻き戻し‥?』

"2週間前に俺わ
言えなかったからさ‥
後悔した。
受け止められなかった
自分に後悔した。
なあ‥
付き合おっか‥"

『い-の‥?ぁたしで‥』

"お前の事ばっか
考えてたわ俺‥"

『ぁたし嘘つぃたんだょ!!』

"でも話してくれただろ?
嘘わイラっときたよ?
でもユナも苦しかっただろ
嘘ついてる間‥"

『‥‥‥』

"認めたわけぢゃなぃ
ちゃんと仕事と
プライベ-トを分けてるし
けどいつかわ辞めてほしぃ"

『ありがとぅ‥』

こらえてた涙が
こらえきれず溢れた。
こんな風になるなんて
ユウキがぁたしを
考えてくれてたなんて‥

そしてユウキわ
ぁたしを抱き寄せた。
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