my Story
"寒いのにわりぃな"

『平気だょ?
仕事前に珍しいね?』

"俺さ‥
やっぱユナに仕事わ
やめてもらぃたぃ"

『え?』

"ユナわさ仕事わ仕事って
めり張りつけてるし
わかってるけど‥"

『ずっと引っ掛かってたの?
急にわ無理だょ‥』

"一緒にいたぃんだ"

『ユウキ?』

"なあユナ?
一緒に暮らさなぃ?"

『いきなりどしたの?』

"いきなりぢゃなぃょ
前から考えてたけど
タイミングがなかった"

『考える‥』

"俺と一緒にいるの
いやだ?"

『とんでもなぃょ!
一緒にいたぃょ!
突然だからびっくりなだけ‥』

"あのさ‥遠回しわやめるょ"

『遠回し?』

"結婚しよっか"

『は?』

"二回わ言わないし"

『結婚‥』

"聞こえてんぢゃねぇかょ"

『ユウキわぁたしでいーの?』

"バカか。
お前にだから言ったんだょ
だから働く必要なぃ"

『結婚ってずっと一緒に
いるんだょ?』

"俺、お前より年上
なんだけどっ
お前仕事でォチてただろ‥
そん時のお前見ててさ
もっと守りたぃと思われた"



その時のユウキの
横顔があまりにきれぃで
知らないうちに涙溢れた。
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