初体験までにしておくべきリスト10
もう、耐えられそうにない
「なあ、今夜こそ泊っていかない?」
ぶほっ!
「ちょ、お前ぶほって。ノド詰まらせてない?」
カラカラと笑う無精髭の男は、私の彼。
せっかくオシャレして来たのに、ご飯口から飛び出るとか〜。
「しかもご飯つぶ、ついてんぞ」
クチビルを指でつい、と撫でてご飯粒摘むとそのまま食べちゃった。
厚いクチビルに彼の指の先端が吸い込まれる。
口角がキュッと上がっているから、セクシーだけど精悍でもあり。
きっと私はそれを惚けた顔で見ていたんだと思う。
「どした? 吹き出した直後にエロい顔して」
「なっ・・・。ちが、ちが。ちがうったら。今夜は、今夜はその・・・ほら、アレ」
「お前は週末の夜はいっつもアレで忙しいんだもんな〜」
彼はちょっと呆れ気味。
アレ、ってなんにもないくせに。
彼の部屋に泊まりに行かない私を、じれったく思いつつも、待ってくれてる。
そんなのわかってる。
わかってるから泊りに行きたいけど、泊るってことはつまりその。
アレをああして、こうなるわけで。
ひーーん、そんなのまだ準備ができないから無理!
ぶほっ!
「ちょ、お前ぶほって。ノド詰まらせてない?」
カラカラと笑う無精髭の男は、私の彼。
せっかくオシャレして来たのに、ご飯口から飛び出るとか〜。
「しかもご飯つぶ、ついてんぞ」
クチビルを指でつい、と撫でてご飯粒摘むとそのまま食べちゃった。
厚いクチビルに彼の指の先端が吸い込まれる。
口角がキュッと上がっているから、セクシーだけど精悍でもあり。
きっと私はそれを惚けた顔で見ていたんだと思う。
「どした? 吹き出した直後にエロい顔して」
「なっ・・・。ちが、ちが。ちがうったら。今夜は、今夜はその・・・ほら、アレ」
「お前は週末の夜はいっつもアレで忙しいんだもんな〜」
彼はちょっと呆れ気味。
アレ、ってなんにもないくせに。
彼の部屋に泊まりに行かない私を、じれったく思いつつも、待ってくれてる。
そんなのわかってる。
わかってるから泊りに行きたいけど、泊るってことはつまりその。
アレをああして、こうなるわけで。
ひーーん、そんなのまだ準備ができないから無理!
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