ガールズlove
「植物部」の看板が目の前にある。


荒い呼吸を落ち着かせながらゆっくりとドアを開ける。

「凛ッ!」

大きな声で叫ぶ。

私は少し泣きそうになっていた。

噂では、植物部の先輩に連れて行かれた人は何も喋れないぐらいにボコボコにされちゃうらしい。

どうしよう。

どうしよう。

凛、お願いだから無事でいて。


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