ガールズlove
「ん?どうした?」

え……?凛?

目の前に立っていたのは、凛。

特にいつもと変わったカンジでもないし、あれ?

先輩にボコボコ?

へ?

「どぉーした?」

凛が心配して顔を覗き込んできた。

ドキッ

顔が少し熱い。

「な、なんでもないよ」

一生懸命に誤魔化す。

どーしちゃったんだろう。

顔が熱いよぉー。

心臓がドクン、ドクンと大きく波打ってる。

体中の血管がドクン、ドクンといっている。

「きょ、今日は用事があるから帰るね!」

やっとのことで言葉がでたけど……、凛の顔をきちんと見れず焦りながら家に帰ってしまった。
< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop