桜の下で ~幕末純愛~ 番外集
「まぁ、そうですね」



ー此処は争い事ばかりですからねー



「私は強いですから。いいのですよ」




クスリと沖田は笑い、どこまでも広がる青空を見つめた。



「その自信はどっから来るのよ」




桜夜も沖田の隣に寝転んだ。




ー自信、ですか。無ければ貴女を守れませんからー




どこまでも青い空にぷかりと白い雲が流れて行った。




              ー了ー

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