桜の下で ~幕末純愛~ 番外集
「さ、ここに腰掛けていてください」


沖田は土方をソファーに座らせる。


「うおっ、な、何だ?!」


沈んだソファーに土方は立ち上がる。

顔では平静を装うその姿に笑うのを堪える桜夜。


「桜夜、土方さんにコーヒー入れてもらえますか?あ、もちろんブラックで。私はミルクティーがいいです」

「コ、コーヒー?!お茶じゃなくてコーヒー?」


驚く桜夜に沖田はニヤリと笑い


「そうですよ」


とこたえた。

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