LOVELY DIET
イケメン女子
久しぶりに工場へ行ってド胆を抜かれた。
女性だけの組み立て班に、あのイケメンがいたのだ。
研修中の来日韓国人は男性ではなく女性だったのだ。
――あー。コクらなくて良かった!
素直にそう思った。
――仲良くなれるかな?
雪那は何故か嬉しかった。
でも次の瞬間頭が真っ白になった。
勉強会に行っておきながら、勉強しなかった事がバレバレだった。
お昼に定食を食べていると、智希が横に座った。
雪那はドキンとした。
やっとの思いで断ち切った恋がまた疼き出していた。
「雪那、お前凄いな」
突然智希が言った。
雪那は何が何だか解らず、ただ智希を見つめた。
「皆の前で発表したんだってな、『うちには主力製品はないけれど、低燃費のクリーンエンジンがあります。エコカー減税を全面にだしましょう』って。ジモティとして鼻が高いよ」
――えっ!?
雪那は耳を疑った。
そんな事言った覚えがなかった。
「えっー!私そんな事言ってないよ」
雪那が言うと、智希は頭を傾けた。
「確かに女性だけの組み立て斑の人で森……」
その返事にピンと来た。
「それって、来日韓国人の彼女の事じゃない?」
雪那はそう言うと、イケメン女子を智希に教えた。
女性だけの組み立て班に、あのイケメンがいたのだ。
研修中の来日韓国人は男性ではなく女性だったのだ。
――あー。コクらなくて良かった!
素直にそう思った。
――仲良くなれるかな?
雪那は何故か嬉しかった。
でも次の瞬間頭が真っ白になった。
勉強会に行っておきながら、勉強しなかった事がバレバレだった。
お昼に定食を食べていると、智希が横に座った。
雪那はドキンとした。
やっとの思いで断ち切った恋がまた疼き出していた。
「雪那、お前凄いな」
突然智希が言った。
雪那は何が何だか解らず、ただ智希を見つめた。
「皆の前で発表したんだってな、『うちには主力製品はないけれど、低燃費のクリーンエンジンがあります。エコカー減税を全面にだしましょう』って。ジモティとして鼻が高いよ」
――えっ!?
雪那は耳を疑った。
そんな事言った覚えがなかった。
「えっー!私そんな事言ってないよ」
雪那が言うと、智希は頭を傾けた。
「確かに女性だけの組み立て斑の人で森……」
その返事にピンと来た。
「それって、来日韓国人の彼女の事じゃない?」
雪那はそう言うと、イケメン女子を智希に教えた。