自殺日和
「いや
相方になった覚え
ないから。」


「…っあはは!!」


堪えきれず思わず爆笑。

そんな私をみて
ふたりとも笑い出した。


「美来っておもしろいねー
ツボが分かんない!」


「ツボとかじゃなくて
普通におもしろいよ?
ふたりの会話♪」


「コントじゃないからね?
勘違いしないでね?」


そんな会話のおかげで
緊張もすっかりほぐれ
私の中学校生活初日は
楽しい幕開けになった。










…はずだった。


この頃は友だちが
出来た嬉しさでいっぱいで
このあと起こる
出来ごとなんて
全く予想してなかった。



…出来るはずなかった。



まさかこの出会いが
全てを狂わせるなんて…。



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