早瀬くん、好き。




「鮎原…。

お前、俺のこと…好きなんじゃねぇの?

それなのになんで…」




そんなの決まってるじゃん!




「好きだからだよ!!

好きだから応援したいって思うの!

まぁ、私のことはいいから早く行ってあげて…」


もうこれ以上早瀬くんと話したら泣きそうだよ私。


「じゃ、じゃあ、私授業戻るね!

ごめんね!サボらせちゃって授業!」



そう言って屋上のトビラをあけ

階段を降りてく私。


< 212 / 349 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop