早瀬くん、好き。



「ただいまー!」


お家についた私は、お母さんとかに

元気がないことバレたくないが為に

いつもより大きい声で家に入る。


「お帰りなさーい。

てか、もう7時じゃなーい!

ととっとお風呂入ってきなー」


キッチンで晩御飯を作ってるお母さんが私に向かってそう言う。


「はぁーいっ!」



そしてお風呂に入った私は、自分の部屋へレッツGO!!


…と思ったら弟の尚紀(なおき)中2が私の部屋の前に立っていた。


相変わらず、私と違ってイケメンくんだなぁー!!


なんて関心していると


「おい、姉ちゃん。

俺みた。」


訳のわからないことを言う我が弟。


「…ん?
みたってなに?

幽霊?」



「ちげぇーよ!

あれだよ、あの姉ちゃんがいつもカッコイイって騒いでる早瀬くん?って言う人だよ!!」
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