早瀬くん、好き。

「早瀬くん…」



こんな時なのにやっぱり早瀬くんの言葉にいちいちときめいてしまう。


早瀬くんがどうしようもなく好きだって実感させられる。





「…早瀬も早瀬だろ！
いくらお前が心春のこと泣かせねぇっつても俺は信用できねぇ。

それに、お前が本当に心春のこと好きだってことも信じらんねぇよ。」





え？

早瀬くんはちゃんと私のこと好きだよね…？

なんか不安になってきた。




「好きだよ。本気で好きだ。

ただ気付くのが遅かっただけだ」




いつもの無表情で早瀬くんが言う。


キュン


思わずときめいてしまった。


早瀬くん。
やっぱり私早瀬くんのこと好きすぎてやばいよ。

だから早瀬くんのこと信じるね。