早瀬くん、好き。
なんだ…。負ける気ないんだ…。
ってことは私を譲る気はないって捉えていいんだよね!?
まぁ、勝手に捉えちゃいますけど…。
「望むところだっつーの。
俺ケンカで1度も負けたことねぇから。
まぁ、決まりだな!
んじゃあ明日だ。
場所はどうする?」
正樹ケンカに1度も負けたことないの!?
ちょっとこれってやばくない…?
早瀬くんはケンカなんかしたことなさそうだし。
……どうしよ。
もし早瀬くんと別れるはめになっちゃったら。
私一生立ち直れない。
「あー、場所はこの学校じゃやべえだろ?
俺の兄貴の学校なら大丈夫だからそこにしてくんね?」