早瀬くん、好き。




まだ2人の殴り合いは続いてる。


やられたら、やり返す。


一歩も譲らない喧嘩。



「す、すげえー!

こりゃあ相当レベルが高いぞ…」


「だ、だよな。
俺には到底無理だぜ…」



野次馬たちがどんどん盛り上がってる。



確かに、一歩も譲らない喧嘩だと思うけど…


早瀬くん、なんか表情に余裕があるって言うか。


なんか上手く表情できないけど、
本気だしてない気がするのは私だけかな?



「…ぐはっ」



バタン!!



痛々しい声とともに、誰かが倒れる音がした。










そこには正樹が倒れていた。




は、早瀬くんか勝ったんだ…。








わぁぁあぁぁー!!!



すげえぇえーー!



セイヤの弟が勝ったぞぉおー!!



そしてたくさんの歓声。





























< 329 / 349 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop