早瀬くん、好き。




「んで、お前はどこがわからないんだ?」

早瀬くんが私に聞く。


「えっ?早瀬くん私に勉強教えてくれるの?」

うっそー!早瀬くんが私に!?


「は?勉強するためにここにいんだから当たり前だろ?

本当にお前はバカだな。」


そ、そうだよね!うん!勉強するためにここにいるんだもんねっ

私って大バカだ!


「え、あ、そうだよね!
んー、じゃあ…最初の問題からわかんないんだけど…」


もぉ!私、最悪っ
早瀬くんにいいところ全然みせらんないっ

< 37 / 349 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop