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補習と告白

ブルーな気持ちで朝学校に行った。

駅で海斗くんを見つけて近寄った

「2-4の補習ウチ等2人だって」

「えっ!まじ?なんで?てかどこで知ったの?」

「昨日愛莉がメールで言ってた。
赤点テストで取ったの2人だけだってうちのクラス」

「まじかよ・・」

「あたしと2人きりやだ?」

「そうじゃなくて、昨日篠崎達やけにニヤついてたから」

「ふーん」

まぁ嫌って言われたらショックだったけどね。

そのあと電車に乗って学校について勉強をしはじめた。

いつも狭い教室だったけど2人だとやけに広かった。

暖房の音が響く。

あたしは、以外に早く補習プリントが終わった。

よくよく考えて見れは、授業にほとんど参加してなかっただけで、まじめに参加してたら赤点は免れていただろう。

海斗くんは、すごく苦労してやっていた。

「惟知嘉終わったの?」

「うん一応」

「帰らないの?」

「海斗くん今日バイトあるでしょ?一緒にいこ!」

「いいけど時間かかるよ」

「教えてあげる」

そして問題の解き方を教えていた・・・。

でも気づいてしまった。

こいつは本物の馬鹿だ。

中1の問題も解けないのか?

数学、一次方程式・・・解けない。
英語、現在進行形・・・ダメ。
日本史、問題を読む前からリタイア。




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