[B L]だからスキって言ったのに〒続編
「そうだろ!!!!
そうだよなぁ!?
テメェはずっと夏音を否定し続けて、ぬくぬくと自惚れてたんだもんなぁ!?
夏音のことを、気持ちを!!!!!!
なにも知らずに攻めてたんだもんなぁ!?」
そう怒鳴ってから、東悟はパッと手を離した。
天野はその反動で、廊下の椅子に座る。
そんな天野を見下ろしながら、東悟は言った。
「…元はといえば、悪いのは俺だ。
それは謝る。
すまなかった。
だが、合宿の時点で俺はとっくに区切れをつけてんだよ。
いつまでも拗ねてたのは、天野。テメェだ。
夏音の優しさに甘えてたのは、オマエ自身なんだよ。」
「でも…だって俺は、知らなくて…」
「だってじゃねぇよ!!!
知らなくて?
オマエふざけてんのか!?
夏音が体調を崩したのも!!
今死にかけてるのも!!
全部全部、テメェのせいだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その言葉に、天野は目を見開いた。