[B L]だからスキって言ったのに〒続編



「ッだから、なんでそこまで………ッ、

オレを、想ってくれんの……?」



『中1の頃から………

ずっと好きで………

やっと、手に入れたんだ………

もう離さないって………

決めたから……』



俺は、布団から手をゆっくりと出した。


それを、天野が握ってくれる。





それだけで、俺の努力が間違っていなかったと教えてくれる。




それだけで、幸せを感じることができる。








『信じてたから………

天野が………

戻ってきてくれるって……………


やっっと…………』




言いながら、また涙が零れ落ちる。


それを包むように、天野は俺の目元にキスをした。









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