[B L]だからスキって言ったのに〒続編
「…あ、モシモシ竜哉ぁ?」
《………………!》
「はーいはい、そんなに怒鳴らないでよー」
《………!
………………………!!》
「○○○工場の廃墟倉庫、H-24だよー。
間違えずにきてね?
夏音クンお待ちかねだからサ♪
あ、声聞く?」
そう言って近付いてきたケータイに俺はできる限りの力で叫んだ。
「来るな!!
お前を傷つけたくな…ゲホゲホッ、」
《夏音!!
待ってろ、今そっちに…》
天野の声が一瞬で遠ざかって、ルイの手によってプツリと切れた。