[B L]だからスキって言ったのに〒続編


「たぶんあと二十分くらいでつくと思うよー?」

「ふざ…けん、な

天野に何かしたら…

俺が、許さない」

「今は竜哉をどうこうする気ありませーん。

それより今はー…」

そういって、俺を見たルイはにんまりと笑った。


「小林夏音クン♪

僕がなんで君を拉致したと思うー??」


は…?
なんでって、


「天野を呼び出すための、口実…

じゃないのか?」

「ちがうよぉ~!

理由はねー、僕が君をいじめたいから♪」

「は…ッグフっ」

言葉を発しかけた瞬間、ルイは思いっきり俺の腹を蹴り飛ばした。


「グッ…オェ、ゲホゲホゲホッ、ゴホッカハッ…」


血の塊が一気に口から飛び出る。

マジかよ…

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