天使と悪魔
「今日は転校生がいる!!!入ってこい。」
この静かな中入るのは正直嫌だが、仕方ない
入ると、視線がすごいな
カラフルすぎて、目がチカチカする
『星宮 らむ』
「らむの席は窓側の一番後ろな。」
『うん。ありがとう。』
席につくまでにも、周りの視線はすごかった
体に穴が開きそうだ
「よし、HRおわりな!じゃ!!!」
…終わりかよ。なんて、適当な。
ボーーっと空を窓から見ていると、前の席の男の子がこちらに振り向いた
「なあなあ!おれ、加賀 健人っちゅーんや!よろしゅうな、らむ!」
元気な関西弁の男が話しかけてきた
『よろしく。』
あまり他人と関わる気はないので、それだけ言うと私は教室をでた