天使と悪魔




そんな醜い人間たちにうんざりしていた時だった







俺らのことに関心なしで冷たい真っ黒な目をして見てきた







「行っちゃったよ?」



案外強めの力で掴んでいたのに簡単に振り払われてしまった







「春馬、調べられるか?」





「今やってるよ、言われなくても」




相変わらず行動にうつすのが早いな




「星宮・・・・らむ・・・・・・・」











無口の栄人が名前を呼んだ



こいつも相当な人間嫌いだ



初対面のやつの名前をいうなんて今までなかった




らむはこの短時間で栄人を変えた



一体・・・





< 26 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop