麻薬捜査官ふたごちゃん
1章
過去回想…





『…じゃね…小雪』





俺は小雪に別れを告げた。





「…潤ちゃん―――!!」





小雪は泣きながら俺の名前を呼んでいた。





ただ覚えているのはこれだけ。





その後…一体何が起こったのか俺はどうなったのかは分からない。






そして俺には、過去の記憶がない。





過去の記憶が無くなってから六年が過ぎた
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