麻薬捜査官ふたごちゃん




「さて…と…ようやく二人きりになりましたね桜井さん?」





『そうですね』





「これを渡しますね」と言って潤にその薬(麻薬)を渡した。






『ありがとうございます先生。それで一体これの薬って何ですか?』とその薬(麻薬)について潤は栗山に聞いた。





すると栗山は「いい質問だね。これかい?これは…〝麻薬〟だよ」と答えた。




『え…?ま…麻薬!?うっ…く…苦しい…』





潤は急に意識が朦朧として立っても居られなくなった。




『はぁ…はぁ…』



「気づくのが遅かったみたいだね桜井さん」




『え?…どう…ゆう…意…味?』潤は必死で答えた。




「既に桜井さんは〝麻薬を吸ってしまったからね〟」




『…くり…やま…先…生?何を勘違いしているのですか?いつ私が麻薬を吸ったって言いましたか?私は〝一・回・も・吸・っ・て・ま・せ・ん〟。先生こそ気づくのが遅かったみたいですね』
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