お隣さん家のモデル様。
「1ーAか。……ついてきて。」

しらっと答えてスタスタと歩く先輩



「え!?ちょっ…
あ、ありがとうございます!」



何だか状況が良く掴めないが、


コレはコレでラッキーなのかも?!



どんどん進んでいく内に、周りの景色が変わっていくのを横目に、

内心は、
(な、なんか迷ってた自分恥ずかし…)

と思ってしまった。


しーんとしていたさっきの場所とは別に


段々一年教室に近くなってきたのか、


周りから少しずつ人の声が聞こえてきた




それでも何も話さない先輩。





__無言とか………辛いっ!!








…そういえば、

ちょっと幸運すぎる展開に、疑問に思った事を忘れていた。



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