青空恋モヨウ【完】
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


「ギャァァァァァァ!!!!!!!!」




ハァッ
ハァッ



結香「あははっ、まさかこんなに亜果音が絶叫系ダメだとは…」



華「ははっ、お腹痛い…!!!」



美夏「あははっ、ははっ」





「も…、あんたたちっ…笑いすぎっ…」





華「やばっ、もうこんな時間じゃん!!!ウチ、帰るね!」




美夏「あ、ウチも!!!」





「ばいばいっ!!!今日はありがとう!」




結香「じゃあね!」




タタタッと走って帰って行く2人は夕日に照らされて、オレンジ色に染まっていた




「今日は、ありがとね。」



結香を見上げると結香もオレンジ色になっていた



結香「ふふっ。別にいいけど…。亜果音、大丈夫?」




「…ッッ…。大丈夫だよ」




結香「ホントに?」





「何回も言わせないで、大丈夫だから」






結香は理解したのかそれ以上聞いてこなかった





“大丈夫”



それは自分に言い聞かせた言葉だと思う



< 118 / 159 >

この作品をシェア

pagetop