青空恋モヨウ【完】
亜果音side



「あつーい。」










「あつーい。」













「あつー『うるさいなぁ!暑いばっか言ってるとこっちまで暑いわ!』




「だってぇ!!!バスの中まで暑いってどうなってんのよ、最近の地球は…」




結香「みんな暑いんだから我慢しなさいよ!」




私たち香花学園テニス部はバスなうです。
なぜかというと、これから皇成へ練習試合に行くからです


バス冷房聞いてるはずなのに暑い。
もうやだ帰りたい



結香「なに?亜果音、夏キライ?」





「ははっ。まぁねー。どっちかっていうと冬の方が好きだな」




【次は~皇成学園前~】




かれん「みんな降りるよー!」




「「はーい」」





結香「今日も駿と当たれるかな~?」





「え?聞いてないの結香」





結香「へ?」






「今日は女子と練習試合だよ」





結香「えー!聞いてないー!そっかぁ、残念」





「あははっ。どんまい」





しょんぼりと肩を落とす結香
どんまい。



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