青空恋モヨウ【完】
「ん?」
部活が終わって帰るときにケータイを見たら
【不在着信 光くん 1件】
の文字が。
「なんだろ…」
汗を拭きながら光くんへ折り返し電話をかける
『はーい。』
3コール目で出た
「あ、光くん?電話出れなくてごめんね?」
『大丈夫だよー。そういえば今日、ウチと練習試合だったんだもんね』
電話ごしの光くんの声は少し低く聞こえる
「そーなのー。今終わったとこ。なんかあった?」
『あー。今から会える?今どこー?』
「皇成の前だよ」
『じゃあ今から行くから待ってて』
そう言って一方的にきられた
「んもう…。待っててって言われたってさ…」
あっつ…
夏ってあっついよね、あたりまえだけど
もう6時なのにかろうじて明るい
部活が終わって帰るときにケータイを見たら
【不在着信 光くん 1件】
の文字が。
「なんだろ…」
汗を拭きながら光くんへ折り返し電話をかける
『はーい。』
3コール目で出た
「あ、光くん?電話出れなくてごめんね?」
『大丈夫だよー。そういえば今日、ウチと練習試合だったんだもんね』
電話ごしの光くんの声は少し低く聞こえる
「そーなのー。今終わったとこ。なんかあった?」
『あー。今から会える?今どこー?』
「皇成の前だよ」
『じゃあ今から行くから待ってて』
そう言って一方的にきられた
「んもう…。待っててって言われたってさ…」
あっつ…
夏ってあっついよね、あたりまえだけど
もう6時なのにかろうじて明るい