青空恋モヨウ【完】

夏休み

裕理side



俺はあの日、海人に言われた言葉が頭の中でグルグル回っていた


「ん…?」


今日…、亜果音帰ってないのか?
ずっと部屋の電気が消えたまま。
でも亜果音はあんまり人の家へ泊まりに行くことはない


今まで、夜は必ず電気ついてたのに…




「よっと…!」



ベランダを乗り越えて亜果音家のベランダへ飛び移る



コンコン



「亜果音ー?」





返事がない。
どっか出かけてんのか?



おばちゃん、ごめん
不法侵入する。



だてに亜果音の幼なじみやってるわけじゃない
今日は…イヤな予感がする…



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