青空恋モヨウ【完】
結香「って言われたの?」



「そうなの。結香意味わかる?」



結香「ふふっ。わかる」



クスクスと笑いながら言ってくる
今日は8月1日。市内で大きな花火大会が開催されるから、私と結香で行くことになった




「え、わかるの?」



結香「わかりやすいもん、亜果音。でもさ、それはやっぱり自分で気づかなきゃ」



「うーん…わかんないんだよなぁ…」




結香「でも、いずれわかるよ!」




「てかさ、結香今日、駿くんたちと回らなくてよかったの?」





結香「回ったら、亜果音1人になっちゃうでしょ?」





「結香大好きっ!」



私は結香に飛びついた


結香「ふふっ。そーだ!浴衣着ていかない?」




「いいね!着たい!」




浴衣「じゃあ一回解散しよっか!浴衣着たら迎えに行くね!」


「りょーかい!」



結香「じゃーねー」




私たちは一端、別れて家で浴衣を着ることになった。


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