青空恋モヨウ【完】
裕理「さて…と…」



裕理はやっぱりメロン味のかき氷を食べていた



裕理「相変わらずお前は…」


ふふっと笑いながら裕理は私の方を見て言った



「おせっかいって言いたいんでしょ」




裕理「ははっ。まぁな。つか、お前は俺と回って大丈夫なのかよ…」




気まずそうに裕理は下を俯いて言った

少し長めの前髪が目にかかってるのと

暗い事もあり、表情はわからなかった



「なんで?別に私は誰と回ってもいいもの」



まぁ…知らない男子や女子よりは

100倍裕理の方がいい

ってのは言わない事にした



裕理「変わんねーな、お前も!行くか、花火見れる場所無くなるぜ」




変わんないって…なにがだろう?


「待ってよー。」




私は下駄をカランカラン鳴らしながら

裕理の後をついていった


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