青空恋モヨウ【完】

突然

「すご…」


キラキラした海面に
ザザザと揺れる波


私は気がつけば、靴と靴下を脱いでジャージの裾をまくって

パシャッ


「きもちいー!!!」


水と砂が混ざったところに足を置くとなんとも気持ちいい

パシャッ
パシャッ


私が歩くたびに一緒に波も動いてくれてるような気がした



「~?~~」

「~、、、~。!」






「ん?私の他にも誰かいるのかな?」



岩場の陰から話し声が聞こえる




「行ってみよっと」



ジャブジャブと歩き岩場の方へ歩く




「~?」
「~、~」



さっきよりもはっきり聞こえるようになった


男と女の声



今思えばなんで近づいて行ったんだろうって思う



アイツに会わなかったら振り回される事…なかったのに。。。



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