青空恋モヨウ【完】
*Episode*~4
バラバラ
亜果音side
はーぁ…
“裕理くんの気持ちも考えてあげな”
そんなの…わかんないよ…
人の気持ちなんてね、その人にしかわからないんだから…
ペタペタと廊下を歩いていると
「だーれだっ」
「…光くん…」
光「やっぱ声でバレルかぁ…」
目の前の視界が再び明るくなった
光「なぁ、もしかして、俺と亜果音がつきあったから、ケンカしちゃった?」
「別に…光くんのせいじゃないって…!?なんでわかったの!?ケンカしたって!!いや、ケンカじゃないけど…」
光「そんなの食堂の見てればわかるよ」
ははっと笑う光くん
たぶん私を元気づけようとしてるんだと思う
てゆうか、騒いでたのに見てたんだ…
光「大丈夫?」
「別に大丈夫だよっ!」
ムリに笑顔を作って誤魔化す
心配かけたくないし…
サァッッ
風が吹いたような気がした。
室内なのに…。
違う。
私が急に動いたからそう感じただけだ。
動かされたって言った方が正しいのかもしれない
気がつけば、私の体は光くんの腕の中へ。
「ひ…かる…くんっ…!?」
光「俺たち、つき合ってるんだから、抱き合うぐらい普通だろ?」
そ…だった…
あったかいな、光くんの中
ギュ
私も抱きしめ返す
光「…なんかあったんだろ?言えよ…。頼れよ…」
「…ッ…」
光「俺でよければ聞くから…」
はーぁ…
“裕理くんの気持ちも考えてあげな”
そんなの…わかんないよ…
人の気持ちなんてね、その人にしかわからないんだから…
ペタペタと廊下を歩いていると
「だーれだっ」
「…光くん…」
光「やっぱ声でバレルかぁ…」
目の前の視界が再び明るくなった
光「なぁ、もしかして、俺と亜果音がつきあったから、ケンカしちゃった?」
「別に…光くんのせいじゃないって…!?なんでわかったの!?ケンカしたって!!いや、ケンカじゃないけど…」
光「そんなの食堂の見てればわかるよ」
ははっと笑う光くん
たぶん私を元気づけようとしてるんだと思う
てゆうか、騒いでたのに見てたんだ…
光「大丈夫?」
「別に大丈夫だよっ!」
ムリに笑顔を作って誤魔化す
心配かけたくないし…
サァッッ
風が吹いたような気がした。
室内なのに…。
違う。
私が急に動いたからそう感じただけだ。
動かされたって言った方が正しいのかもしれない
気がつけば、私の体は光くんの腕の中へ。
「ひ…かる…くんっ…!?」
光「俺たち、つき合ってるんだから、抱き合うぐらい普通だろ?」
そ…だった…
あったかいな、光くんの中
ギュ
私も抱きしめ返す
光「…なんかあったんだろ?言えよ…。頼れよ…」
「…ッ…」
光「俺でよければ聞くから…」