青空恋モヨウ【完】

レモンティーの思い出

ピッ


ガタンッ


私今日何回レモンティー飲むんだろ…



懐かしいなぁ
レモンティーは私が初めて裕理にもらった飲み物なんだ…



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母「ほら、亜果音。隣の家の男の子よ。挨拶しなさい?同い年なんだから」


私が裕理に会ったのは5歳のとき



「やだ…」


母「こーらっ!なにママの陰に隠れてんのよ!ごめんなさいねぇ。亜果音、人見知りで」



裕理ママ「あら、かわいいわねぇ。亜果音ちゃん?この子は裕理って言うのよ。仲良くしてあげてね」


「…。」


母「ほんっとにこの子は…」


当時人見知りだった私はなかなか裕理と話そうとしなかった


そのとき


裕理ママ「ちょっと裕理!?どこ行くの!?」


急に走り出し、家へ帰った



「帰っちゃった…あの子」


母「あんたがよろしくしないからでしょ?」


裕理ママ「ごめんなさいねぇ?」

母「気にしないでください!いずれこの子たちが恋人同士になったりして…ふふふっ」


裕理ママ「まぁあるかもね。あら?裕理」


そのとき、裕理が家から出てきた



裕理「ほら!レモンティーやるよ!俺、三村裕理!お前は?」


「峰岸亜果音…」


裕理「よろしくな!亜果音!」



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「ふふっ、懐かしい」


これが裕理との初対面だったな…




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