青空恋モヨウ【完】
光「で?なに?俺その華って人に襲われんの?」


「いやいや、ないない!華も彼氏いるし」


私たちは時間があう限りなるべく放課後は一緒にいる
今日はファミレス

光「ふーん。楽しみだなーぁ。亜果音ちゃんのメイド服」


「ちょっと楽しみにしないでよ!あ、光くんやっぱ来ちゃダメ…」


そうだった…
あのこと忘れてた…


光「え、なんで?」


「だって…。光くんみたいな人が来たら…」



ナンパされまくる
なんて、言えない…



光「なに?言ってよ」



「声かけられまくるから…」


絶対引いたよね。
さよなら、私のリア充生活



光「なんだ、そんなこと。別に俺の彼女は亜果音ちゃんなんだから気にしないよ、そんなの」



「え?」



光「妬いてくれたの?うれしー」



「ちょっとー!」


わしゃわしゃと私の髪を撫でてくれた


光「大丈夫だよ」



その声はとても優しくて、
優しすぎて
どこかへ行ってしまいそうなくらい
切なかった
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