青空恋モヨウ【完】

すれ違う想い

裕理side


「ふぁ~」


駿「ねむそーだな」



「いつもだよ」


俺は昨日、ある人を見たような気がした

ふらーっと街中を歩いていたら
同じようにふらーっと歩いている見覚えのある男を見たような気がした



隼人「裕理ー!華ちゃん、お前の幼なじみの友達なんだってな!」



「んあ?」



そういえば、あの合コン以来、隼人と慎吾も俺らと一緒にいるようになった


隼人「しかもな!俺の弟、帰ってきてんだー」



隼人はよくしゃべる
情報通でもある



「へー、お前に弟なんていたんだ」



隼人「ん、あぁ。双子の弟だ!」



「双子なのに帰ってきたってどーいうことだ?」



隼人「なんか、弟、サッカーの推薦で強豪校の寮に行ったんだよ。んで、今休みだから戻ってきたとかいってんだよー。」




「へーぇ」




アイツと一緒だ






ドタバタドタバタ



慎吾「誰かが廊下走ってる」



いや、それはだれにでもわかる。




その足音の主は





光「裕理!ちょっといいか?」





意外な人物だった



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