月城学園生徒会の秘密
生徒総会
ー昼休み。生徒会室ー
「中期生徒総会についての議題だが、部活動報告になるが他で学園内で気になっていることは無いか?」と颯斗が言い、皆特に無いらしく、声は上がらない。
「では、議題はこれで。各部の活動報告書はどうなってる?」
「演劇部と野球部を残し、全部活動の報告は出ています。」と私が言うと、
「演劇部と野球部に報告書の提出を急がしてくれ。出ている報告書はチェックを始めてくれ。」と颯斗が言った。
「はい。」と私が代表して言うと、
「ではこれで会議を終了する。」と颯斗が言った。
会議中使っていた道具を片付けていると、スマホにお父さんから電話がかかり、内容は『上層部との話し合いがついたから、』と言う内容だった。その結果を聞いた私たちは愕然とした。
『劇化するという可能性が100%で無い限りこれ以上動く事は出来ない。』と言うことだった。
颯斗は苛立ちを隠せないらしく、「それが〔大人の〕することかよ!?」って長谷川先輩を語気を荒げて
「父さん…言った事伝わらなかったのかよ!被害が出てからじゃ遅いって、言ったハズなのに…クソ!!」そう言って壁を殴っていた。握っていた拳は少し血が滲んでいた…力持つものは体が力に対応するように握力を始めありとあらゆる身体能力が向上する。