月城学園生徒会の秘密
ー翌日。放課後。生徒会室side雪奏ー
速めに着いた私と颯斗は(生徒会室に来るときはさくら先輩が一緒の時もあるけど、さくら先輩は職員室に用事があるって多分提出されてなかった部活動の報告書を取りに行ったんだと思う。)
「あ、そうだ颯斗。お父さんが夜ご飯一緒にどうか?って」私が言うと
「わかった。…二人の時に言うって事は俺だけが呼ばれたんだな?」
「うん。話があるって」私が言うと
「わかった。」そう言うと、颯斗はスマホを取りだし何かを打ち込むと、
「夕飯いらないって母さんに入れたから」と言った。
「ちょっと充電させて?」って颯斗は言うとびっくりしている私を他所に抱き締めて来た。
「えっ!?颯斗?」
「皆が来るまで、な?」……どうしたんだろう?何時もと違う。…お昼一緒に食べた時は無かったのに。
「…顧問の先生に何か言われたの?」ビクッと颯斗の肩が動いた。