月城学園生徒会の秘密
告白
ー観覧車内side颯斗ー
遊園地に来た最後に、と言う時宮に言われて観覧車に乗ったものの向かい合わせに座っていた今の俺たちは…
「…」「…」 沈黙が降りていた。気まずい…
「颯斗先輩」ん?「何だ?」
顔を赤くしながら「…そっち…行っても…良いですか?」 俯きながらそう、言って来た。かわいい…
「あ、あぁ良いぞ」と言うと「ありがとうございます」と言って微笑んだ。 揺らさないようにゆっくりと来て、隣に座った時宮からはフルーツのような何とも言えない甘い香りがした。
言わないとな…俺の気持ちを。
「時宮。」「?はい?何でしょうか?」首を少し傾けた。おいおい…抱きしめたくなるだろうが…
俺は深呼吸すると、
遊園地に来た最後に、と言う時宮に言われて観覧車に乗ったものの向かい合わせに座っていた今の俺たちは…
「…」「…」 沈黙が降りていた。気まずい…
「颯斗先輩」ん?「何だ?」
顔を赤くしながら「…そっち…行っても…良いですか?」 俯きながらそう、言って来た。かわいい…
「あ、あぁ良いぞ」と言うと「ありがとうございます」と言って微笑んだ。 揺らさないようにゆっくりと来て、隣に座った時宮からはフルーツのような何とも言えない甘い香りがした。
言わないとな…俺の気持ちを。
「時宮。」「?はい?何でしょうか?」首を少し傾けた。おいおい…抱きしめたくなるだろうが…
俺は深呼吸すると、