月城学園生徒会の秘密

ー作戦終了後。時宮邸ー

家に帰って来た私たちは、お父さんが〔表〕の仕事が有るからと言って準備も早々に家を出た。

私はシャワーを浴びて、着替えると、警視庁の方に出す報告書の制作。３０分ぐらいで終わらすと、勉強を始めた。期末試験があるから。

月城学園は進学校であるため少しでも気が抜けないから。

───

ノックが聞こえ、「ご飯よ。」と言うお母さんに「わかった」と言うと部屋を後にした。

ーリビングー

「朝の時の話だけど、五十嵐くん？連れて来なさいよ♪」

「えっ？そんな!!?まだ付き合ったばかりだよ!?颯斗に悪いよ！」そう言うと、お母さんは、

「大丈夫よ♪五十嵐、だと五十嵐総合病院の嫡男でしょ？経済界のパーティーで会ったことあるもの。あと、颯斗って呼んでいるのね♪」颯斗とさくら先輩は有名な病院の生まれだけど。

ってはいっ!!?いまスラッと凄いこと言わなかった!?会ったことあるって…って口滑らしちゃった…恥ずかしい…

「それに、多分月曜日の朝会えるんじゃ無いかな?迎えに来るって言ってくれたし…あとお弁当自分で作るからいらないよ？」そんな事を赤く言っていた私にお母さんは

「あら♪五十嵐君にお弁当作るのね♪月曜日が楽しみだわ♪そうだ！期末試験も近いから生徒会メンバーで家で勉強会開きなさいな♪わたし、お菓子作っちゃうわよ♪」こうなったお母さんは誰にも止められ無い…そんな事を思いながら団欒の時間は過ぎていった…