月城学園生徒会の秘密

色んな事があった沖縄旅行も最終日♪ 私と颯斗で商店街通り沿いにある魚が美味しい食堂でお昼御飯を食べていた。

この日までは、ビーチで遊んだり、皆で水族館に行ってショーを見たりした。皆は何も無いような感じで装おっていたけど、この日常がいつまで、続くのか。両親の説得方法を考えているようだった。

「雪奏、飯食べ終わったら空港行くか？時間も時間だしな。」

「分かった♪」と言ってから食べ終えてお金を払い、その場を後にした。

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ー飛行機の中ー

私と颯斗、お父さんとお母さんは起きていて、他の皆は寝ているみたいだ。私も眠くなって目を閉じた。

ーside颯斗ー

すぅーって眠っているのは、雪奏でCAの人に頼んでブランケットを持って来て貰って掛けると俺の肩を枕がわりにしてすぅーっと爆睡しているようだ。

「あらあら、」と言ってるのは鈴美さん。

「ぐっすり寝ちゃって♪颯斗君雪奏の手握って見なさいな♪」って言われると、「いいから」と急かされて握ってみると、ぎゅって握って来た。あれ？と思い離そうとすると離さないでという感じで強く握って来た。 「やっぱりね。雪奏はクセで、寝ているときは信頼している人の手を握って離さないのよ♪しかもわたしと冬哉以外では颯斗君が初めてよ。」そうだったのか。嬉しいな。そんなことを思いつつ旅行は終わった。